11月12日 これからの上昇に期待の5銘柄

鴻池運輸(9025)
物流業界に属する鴻池運輸(9025)が買い先行で4日続伸し、10月7日以来約1カ月ぶりに上場来高値を更新した。午前9時52分時点で、前日比76円(3.0%)高の2651円で推移している。物流需要の拡大や効率化サービスの評価が、株価の上昇を後押ししている。

ピクスタ(3416)
写真や動画などデジタル素材の仕入れ・販売サイトを運営するデジタルコンテンツ業界のピクスタ(3416)が買い先行となった。午前9時8分現在、前日比90円(7.9%)高の1230円での買い気配となっている。11日引け後に発表した2024年12月期第3四半期(1月~9月)決算の大幅増益と配当予想の修正が投資家の評価を高めている。

新日本空調(1952)
三井系の空調設備工事会社である建設・設備業界の新日本空調(1952)が後場に入り、上げ幅を拡大した。午後1時51分現在、前日比240円(6.5%)高の3945円で5日続伸している。一時は4065円まで上昇した。省エネ需要の高まりや空調設備の更新需要が、株価の上昇を牽引している。

関西ペイント(4613)
国内総合塗料首位級の化学・塗料業界に属する関西ペイント(4613)が急反落した。午後1時10分現在、前日比240.5円(9.9%)安の2184.5円で推移し、東証プライム市場の値下がり率10位となった。一時は2181円まで下落した。原材料価格の高騰や塗料需要の鈍化が、株価の下落要因とみられる。

リクルートホールディングス(6098)
人材サービス・メディア業界に属するリクルートホールディングス(6098)が反発し、2日ぶりに上場来高値を更新した。午前9時38分現在では、前日比694円(7.0%)高の1万0630円で売買されている。同社は求人検索エンジン「インディード」、生活情報分野の販促・人材メディア、人材派遣が事業の3本柱となっており、デジタル化需要の拡大が業績を支えている。