11月5日 これからの上昇に期待の5銘柄

クボテック(7709)
液晶や太陽電池関連の画像検査装置を手掛ける電子機器・検査装置業界のクボテック(7709)が急騰した。午後1時30分現在、前日比29円(14.1%)高の235円で続伸している。一時は253円まで上伸した。半導体や太陽電池市場の拡大が、検査装置需要の増加につながり、株価を押し上げている。

ドリームインキュベータ(4310)
大企業向け戦略コンサルを手掛けるコンサルティング業界のドリームインキュベータ(4310)が急反発した。午後1時12分現在、前日比440円(18.9%)高の2764円で推移し、東証プライム市場の値上がり率2位となった。一時は2818円まで上伸した。企業の経営戦略見直し需要やデジタル化支援の拡大が、投資家の評価を高めている。

エフ・シー・シー(7296)
クラッチ専業メーカーの自動車部品業界に属するエフ・シー・シー(7296)が急反発し、9月24日の年初来高値2498円を更新した。朝方から値付かずの展開となり、午後0時30分現在、制限値幅上限の前日比500円(21.1%)高の2865円でストップ高買い気配となった。自動車市場の回復やEV(電気自動車)向け部品需要の拡大が、株価の急騰を後押ししている。

住友電気工業(5802)
電線国内トップで自動車用ワイヤハーネスも世界大手の電線・自動車部品業界に属する住友電気工業(5802)が買い先行で大幅反発した。午前9時34分時点では、前週末比204.5円(8.8%)高の2536.5円で取引されている。EV市場の拡大やインフラ投資の増加が、株価の上昇を牽引している。

ヤマハ(7951)
楽器の総合メーカーで音響機器も手掛けるエンターテインメント・音響機器業界のヤマハ(7951)が売られて急反落した。午前9時44分時点で、前週末比158.5円(12.7%)安の1087円となっている。楽器市場の需要減退や競合製品の台頭が、株価の下落要因とみられる。