11月15日 これからの上昇に期待の5銘柄
野村マイクロ・サイエンス(6254)
超純水装置大手の環境・製造業界に属する野村マイクロ・サイエンス(6254)が下げ止まらず7日続落し、連日で年初来安値を更新した。4月1日につけた最高値からの下落率は71%を超え、午前10時5分時点では前日比27円(1.4%)安の1851円で取引されている。半導体市場の需給緩和や設備投資の減少が、株価の下落要因とみられる。
シンカ(149A)
電話とクラウドを結ぶ営業支援ツール「カイクラ」を展開するIT・ソフトウェア業界のシンカ(149A)が急落した。午前9時48分現在、前日比128円(14.9%)安の730円で推移している。14日引け後に発表した2024年12月期業績予想の下方修正が売り材料視された。競合環境の変化や需要減退が、株価の下落を引き起こしている。
電通グループ(4324)
広告代理店国内首位の広告・メディア業界に属する電通グループ(4324)が急反落した。午後0時50分現在、制限値幅いっぱいの前日比700円(14.6%)安の4097円でストップ安売り気配となり、東証プライム市場の値下がり率3位となった。広告市場の縮小やデジタル広告競争の激化が、株価の下落要因とみられる。
Sapeet(269A)
専門家のナレッジを再現する「EXPERT AI」をベースとしたAIプロダクトを展開するAI・テクノロジー業界のSapeet(269A)が荒い値動きを見せている。午前10時現在、前日比390円(10%)安の3520円で推移している。AI市場の競争激化や投資家の期待値調整が、株価の下落を引き起こしている。
カバー(5253)
Vチューバー事務所を運営するエンターテインメント業界のカバー(5253)が急騰した。午後1時10分現在、前日比231円(10.1%)高の2519円で3日続伸している。一時は2670円まで上昇した。Vチューバー市場の拡大やデジタルエンターテインメント需要の高まりが、株価の上昇を後押ししている。