11月11日 これからの上昇に期待の5銘柄
ユシロ化学工業(5013)
金属加工剤で国内首位の化学・素材業界に属するユシロ化学工業(5013)が急反発した。朝方から値付かずの展開となり、午後0時30分現在、制限値幅上限の前日比400円(25.9%)高の1947円でストップ高買い気配となった。製造業向け化学製品の需要拡大が、株価の急騰を後押ししている。
京阪ホールディングス(9045)
京阪間と滋賀が地盤の私鉄である鉄道・運輸業界の京阪ホールディングス(9045)が3連騰した。午後0時50分現在、前日比411.5円(13.9%)高の3364円で推移し、東証プライム市場の値上がり率5位となった。一時は3406円まで上昇した。鉄道利用者の回復や不動産事業の好調が、株価の上昇を牽引している。
高砂香料工業(4914)
香料で国内首位、世界でも大手の化学・香料業界に属する高砂香料工業(4914)が急騰した。値幅制限の上限となる前週末比1000円(19.7%)高の6080円でストップ高となり、株式併合を考慮した実質で1990年3月以来およそ34年8カ月ぶりの高値水準を更新した。香料需要の拡大や海外市場での成長が、投資家の評価を高めている。
浜松ホトニクス(6965)
光関連の半導体や電子機器の製造・販売を手掛ける電子機器・半導体業界の浜松ホトニクス(6965)が売られて急落した。午前10時26分時点では、前週末比283円(14.0%)安い1741円となっている。半導体市場の需給緩和や競合環境の変化が、株価の下落要因とみられる。
ダイフク(6383)
保管・搬送システムで世界首位級の物流・製造業界に属するダイフク(6383)が買われて上げ幅を拡大した。午前10時4分現在では、前週末比257.5円(8.7%)高の3208円で推移している。物流自動化需要の拡大や製造業向けシステムの需要増が、株価の上昇を後押ししている。