10月14日 これからの上昇に期待の5銘柄

ヴィッツ(4440)
組み込みソフトや自動運転開発用ソフトの受託開発を手掛けるIT・ソフトウェア業界のヴィッツ(4440)が後場に入り、上げ幅を拡大した。大幅続伸となり、午後1時54分現在、前営業日比37円(4.6%)高の847円で推移している。一時は885円まで上伸した。自動運転技術やIoT(モノのインターネット)の需要拡大が、同社の成長を後押ししている。

OSG(6136)
精密切削工具の大手メーカーである製造業界のOSG(6136)が急落した。午後1時31分現在、前営業日比169.5円(8.7%)安の1787.0円と4営業日続落し、東証プライム市場の値下がり率4位で推移している。一時は1778.5円まで下落した。製造業界の景気減速や切削工具需要の鈍化が、株価の下落要因とみられる。

チヨダ(8185)
靴量販大手の小売業界に属するチヨダ(8185)が3連騰し、連日で年初来高値を更新した。午後1時12分現在、前営業日比84円(7.8%)高の1167円と本日の日中高値で推移している。アウトドア需要の高まりやブランド戦略の成功が、同社の業績を支えている。

いちご(2337)
不動産・REIT運用、太陽光発電事業などを手掛ける不動産・エネルギー業界のいちご(2337)が大幅反発した。午後0時30分現在、前営業日比22円(6.1%)高の384円で推移している。一時は391円まで上伸した。再生可能エネルギー市場の拡大と不動産市場の安定感が、投資家の関心を集めている。

コシダカホールディングス(2157)
「カラオケまねきねこ」を直営展開するレジャー・エンターテインメント業界のコシダカホールディングス(2157)が多くの買い注文を集めて急騰した。値幅制限の上限となる前日比150円(15.3%)高の1133円でストップ高となり、午前11時20分時点でも同水準で買い気配が続いている。コロナ禍後のレジャー需要回復や新店舗展開の効果が、株価を押し上げている。