10月16日 これからの上昇に期待の5銘柄

極東証券(8706)
富裕層向け対面コンサルティング営業に特化する金融業界の極東証券(8706)が後場に入り、下げ幅を拡大した。午後1時52分現在、前日比80円(5.5%)安の1364円で推移している。一時は1355円まで下落した。金融市場の不安定さや投資家のリスク回避姿勢が、証券株の下落要因となっている。

パルグループホールディングス(2726)
食品・外食業界に属するパルグループホールディングス(2726)が買われて大幅続伸した。株式分割を考慮した実質で3月18日以来7カ月ぶりに上場来高値を更新し、午後1時46分現在では前日比422円(16.2%)高い3020円となっている。外食需要の回復や新業態展開の成功が、投資家の評価を高めている。

TWOSTONE&Sons(7352)
ITエンジニアと企業とのマッチングを手がける人材サービス業界のTWOSTONE&Sons(7352)が大幅続伸した。午後1時10分現在、前日比45円(5.7%)高の839円で推移している。一時は875円まで上伸した。IT人材不足の深刻化やデジタル化推進の需要拡大が、同社の成長を後押ししている。

アイビー化粧品(4918)
高級スキンケア主体の化粧品メーカーである化粧品業界のアイビー化粧品(4918)が急反発した。午後0時31分現在、前日比50円(18.0%)高の328円で推移している。一時は358円でストップ高まで上伸した。高級化粧品市場の拡大やブランド力の向上が、株価の上昇を牽引している。

古野電気(6814)
電子機器・計測機器業界に属する古野電気(6814)がまとまった買い注文を集め、買い気配値を切り上げた。午前10時8分時点で値幅制限の上限となる前日比400円(17.6%)高の2105円で値がつかないまま買い気配が続いている。船舶用電子機器や計測機器の需要拡大が、投資家の関心を集めている。