10月31日 これからの上昇に期待の5銘柄
TDCソフト(4687)
金融関連ソフトの開発に強みを持つIT・ソフトウェア業界のTDCソフト(4687)が後場に入りプラス転換した。午後1時49分現在、前日比39円(3.3%)高の1210円で推移している。一時は1231円まで上伸した。金融機関のデジタル化需要やシステム開発案件の増加が、同社の株価を支えている。
トーメンデバイス(2737)
韓国サムスン電子製品に特化した半導体商社である半導体・電子部品業界のトーメンデバイス(2737)が後場に買われて上げ幅を拡大した。午後1時40分時点で、前日比260円(4.4%)高の6190円で取引されている。半導体需要の拡大とサプライチェーンの安定化が、株価の上昇を後押ししている。
TOTO(5332)
衛生陶器最大手の建材・住宅設備業界に属するTOTO(5332)が急反落した。午後1時32分現在、前日比613円(12.5%)安の4311円で推移し、東証プライム市場の値下がり率トップとなった。一時は4247円まで下落した。住宅市場の景気減速や原材料価格の高騰が、株価の下落要因とみられる。
エキサイトホールディングス(5571)
「Excite占い」のポータルサイトやブロードバンド接続サービスなどを展開するIT・メディア業界のエキサイトホールディングス(5571)が3連騰した。午後0時50分現在、前日比102円(12.7%)高の908円で推移している。一時は956円でストップ高まで上伸した。デジタルコンテンツ市場の拡大とオンラインサービスの利用増が、投資家の評価を高めている。
日本ゼオン(4205)
合成ゴム大手の化学・素材業界に属する日本ゼオン(4205)が大幅に3日続伸した。午後0時30分現在、前日比80円(6.0%)高の1418円で推移している。一時は1465.5円まで上伸した。自動車タイヤや工業製品向けの合成ゴム需要の拡大が、株価の上昇を牽引している。