11月7日 これからの上昇に期待の5銘柄
大成建設(1801)
最大手ゼネコンの1社である建設業界の大成建設(1801)が後場に急伸した。一時は値幅制限の上限となる前日比1000円(14.0%)高の7392円でストップ高となり、株式併合を考慮した実質で1990年2月以来約34年ぶりの高値を付けた。午後2時02分時点では同水準で推移している。インフラ投資の拡大や大型プロジェクトの受注増が、株価の急騰を後押ししている。
クラボウ(3106)
綿紡績大手の繊維業界に属するクラボウ(3106)が後場に入り、上げ幅を拡大した。午後1時52分現在、前日比405円(8.7%)高の5080円で3日続伸している。一時は5130円まで上昇した。繊維需要の回復や原材料価格の安定が、株価の上昇を牽引している。
京王電鉄(9008)
首都圏私鉄の鉄道・運輸業界に属する京王電鉄(9008)が急反発した。午後1時16分現在、前日比538円(16.0%)高の3894円で推移し、東証プライム市場の値上がり率2位となった。一時は3963円まで上昇した。鉄道利用者の回復や不動産事業の好調が、投資家の評価を高めている。
網屋(4258)
セキュリティ関連の自社ソフトなどを展開するIT・セキュリティ業界の網屋(4258)が大幅続伸した。午前9時55分現在、前日比113円(4.1%)高の2840円で推移している。6日引け後に発表した2024年12月期業績予想の上方修正が好感された。サイバーセキュリティ需要の高まりが、株価の上昇を後押ししている。
メイコー(6787)
プリント配線板製造で国内上位の電子部品業界に属するメイコー(6787)が多くの買い注文を集め、買い気配値を切り上げた。午前9時49分現在、値幅制限の上限となる前日比1000円(17.9%)高の6600円で値が付かないまま買い気配が続いている。半導体市場の拡大や電子部品需要の増加が、株価の急騰を牽引している。