4月16日 四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄

飯田グループホールディングス(3291)

飯田グループホールディングス(3291)は4月8日、前2024年3月期の売上高が前々期比2.1%減の1兆4100億円(従来計画は1兆5400億円)、営業利益が同45.3%の560億円(同1090億円)、純利益が同59.0%減の310億円(同700億円)になる見通しだと発表した。年間90円の配当予想は据え置いた。

アイ・ホールディングス(3382)

「IPO(新規株式公開)なんて非現実的。リストラが続くヨーカ堂社員に向けた一種のパフォーマンスだろう」。セブン&アイ・ホールディングス(3382)の関係者はそうこぼす。4月10日に開かれた前2024年2月期の本決算発表会見。セブン&アイHDは傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂を含むスーパーストア事業のIPO(新規株式公開)に向けた検討を始めたと発表した。

ヤオコー(8279)

ヤオコー(8279)やライフコーポレーション(8194)など、食品スーパーで勝ち組とされる企業は、総菜などで高付加価値品を強化する一方で、低価格帯の品ぞろえも充実させ、消費の二極化に対応している。他方、ヨーカ堂は本部主導のリストラ策に終始。政策が一方向に偏り、消費者の変化に対応する余裕がないように見える。